【開催レポート】2024年度 越境交流ワークショップ

イベント概要

理工学系支援学生が一同に集まり、研究や取組みの発表・交流を通して、新たな発見や学びを得る場「Science Tokyo SPRING (2024度)越境交流ワークショップ」が3/3(月)・4(火)に開催された。今年度は初のリアル開催ということもあり、闊達な意見交換が行われ非常に有意義な交流の場となった。

当日の様子

【Aブロック】 2025年3月3日(月) 14:30~17:30

開会挨拶(ビデオメッセージ)

事業統括である齊藤滋規教授のビデオメッセージから開幕。

口頭発表

2名によるセミナー形式の口頭発表が行われた。発表後の質疑応答では支援学生や参加者から活発に質問が飛び交った。

口頭発表 【研究】 
環境・社会理工学院
PINIANO Ellen Ngaseoによる発表

口頭発表 【学外研鑽】
工学院       
ZHU Yichuanによる発表

口頭発表者から他の支援学生へのメッセージ

‣博士課程の学生は皆苦労しているため、抱え込まずに様々な意見を取り入れながら乗り越えて欲しいと思います。

‣とにかく勇気を持って多くの人とコネクションをつくることが重要だと思います。意外と周りの方は親切なので、たくさん議論や相談をすることが大切だと思います!一緒にこれからも頑張りましょう!

‣Amidst the abundance of references, they can be few and far between. These gaps are not obstacles; they’re launchpads for discovery. Hang in there because you are here to contribute to a better society.

‣Don’t be worried if you’re depressed or feeling stressed with work we all experience that. Don’t be afraid take a break and refresh before you continue.

ポスター発表

約40名によるポスター発表が行われた。参加者は興味のある研究発表を回遊しながら傾聴することができ、どの発表も大盛況であり発表者も参加者も相互に新たな気づきや成長を得られる場となった。

交流会

岩澤伸治事業統括補佐の挨拶から始まった発表会後の交流会では支援学生、参加者、教員間で様々なコミュニケーションが生まれ、今後の可能性が膨らむ場となった。

参加学生の声

‣分野外の人と共有することの難しさを感じたが、それ以上に思いのほか興味を持ってもらえたことがはげみになった。

‣普段SPRINGの今流がないので新鮮だった。自分の研究を応援してくれる人がいると実感できたのが大きかった。

‣海外への学外研鑚に関して、研鑚先の見つけ方や反省点など経験談を聞くことができて大変勉強になりました。

‣他学生の苦労したこと、その人が考えた解決方法をいろいろと聞けたことで今後自分がどのような苦労に直面するかを学べた点がよかった。

‣他の研究にふれることで、あまり知ることのできない分野の研究動向について、理解を深めることができた。

‣これまでのオンライン上での交流とは異なり、対面になることでより多くの質問に対応することができた。

‣いろんな分野に目につくことができ、多様な観点から自分の研究を世界に何の貢献ができるのかと深い視野をいただきました。