大岡山周辺の飲食店について

Interview No.54 丸岡 直弥
生命理工学院

 生命理工学院本郷研究室所属の博士後期課程2年の丸岡直弥です。趣味はテニス、ゲーム、麻雀、トカゲ飼育です。アメリカで観戦したプロテニスの試合が一生の思い出です。

Research Outline

 私の専門分野は微生物生態学です。この分野では環境中における微生物の働きなどを調べます。私の研究テーマでは、シロアリやその近縁ゴキブリの腸内に共生する微生物を対象として、共生における役割や共生に至るまでの進化過程を明らかにすることを目的としています。 手法としては、顕微鏡観察とゲノム解析を主軸に、ウェットとドライの両面から共生微生物が持つ様々な特徴を探ります。特に、共生微生物は、”観察できてもゲノムを取得できない” または “ゲノムを取得できても観察できない” 場合が多く、このような課題をクリアして初めて多くのことが見えてきます。これまでの成果としては、シロアリ腸内微生物共生系の起源に関する知見や新種の共生微生物の発見が挙げられます。現在は、自由生活性の細菌が細胞内共生に至るまでの段階的な進化過程の解明に取り組んでいます。

 

大岡山周辺の飲食店について

 大岡山キャンパスにあまり来ない方には申し訳ありませんが、ここでは大岡山周辺のおすすめ飲食店について情報を共有させてください。個人的に麺類が好きなので、麺類の店ばかりになってしまいました。美味しいものを食べると、日頃のストレスを発散でき、研究も捗ると思います。

立喰いそば よりみち

 立喰いそば よりみちは北口商店街をまっすぐ10分ほど歩いて突き当たりの環七との交差点にあります。注文するときは、かけそばまたはかけうどんと、その上に乗せるトッピング(てんぷら等)を選びます。この店の魅力は安い・うまい・早いを極めているところです。そばとうどんはどちらも350円で、大盛り(1.5玉)にしても400円です。てんぷらはだいたい一つ150円で、種類も豊富です。おすすめのトッピングは春菊のてんぷらです。注文から一分くらいで提供され、客の回転率も良いため、ほとんど並ばずに食べられます。店内はエアコンが効いていて快適ですが、天気の良い日は店外のベンチに座って食べるのも一興です。

大元家

 大元家は北口商店街の中にある家系ラーメンの店です。蒲田に店を構える大輝家の系列店で、本格的な家系ラーメンを一杯900円で食べることができます。大判の薄いチャーシューはスープに染みて絶品です。ライスは100円で食べ放題で、充実した卓上調味料を使って自分好みにカスタマイズしている客をよく見かけます。昼は授業終わりでお腹を空かせた科学大生がなだれ込みます。科学大の学生証を提示すると煮卵を一つ無料でつけてくれるのもありがたいです。夜11時まで営業しているので、研究終わりに立ち寄って心身の回復を図るのも良いと思います。塩分の過剰摂取には要注意です。

中華そば なかはら

 中華そば なかはらは、大岡山駅から見て北口商店街とは逆方向に10分ほど歩いて突き当たりの中原街道との交差点付近にあるラーメン屋です。店主は二郎系ラーメン店出身だそうですが、この店のラーメンは細麺でトッピングも控えめな、いわゆる普通のラーメンの見た目をしています。味は醤油と塩から選ぶことができ、どちらも鶏ガラの出汁をダイレクトに感じられる至高の一杯です。個人的に、味のレベルは大岡山の数あるラーメン屋の中でも一番だと思います。量を食べたい方は、麺大盛り、ご飯、和え玉などの選択肢があります。店内の席数は多くないですが、目立たない立地のせいか科学大の学生はそこまで来ないので、時間を選べば並ばずに席につけます。夏季限定のつけ麺もこだわりを感じられる仕上がりになっており、おすすめです。

最後に

 大岡山には他にも良い飲食店がたくさんあります。他のキャンパスの周りにも良い店があると思います。皆さんも研究の息抜きがてら近くの飲食店を探索してみてはいかがでしょうか。

Message

 博士課程の研究では、不安なことやうまくいかないことがあると思います。そんな時でも美味しいものは美味しいです。一瞬でもポジティブな気持ちになれば、頭がスッキリして優れたアイデアが生まれることもあるかもしれません。