学外研鑽プラス制度について

学外研鑽プラスは、学外研鑽(研究留学、共同研究活動、インターンシップ等)を実施するにあたり必要な旅費等支援する制度です。

本学での研究環境を離れ、外部の専門的な場で新たな知見の獲得や、国際的なネットワークの構築を目指す方にとって、制度を有効に活用いただけます。
本制度は支援期間中であれば、何度でも申請が可能です。研究の発展やキャリア形成の機会として、ぜひご活用ください。

制度の詳細や申請手続きの流れについて、動画でもわかりやすくご紹介しています。
申請を検討されている方は、ぜひご覧ください。

動画はこちらからご視聴できます。

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利用者の93.1%が「満足」 「将来のキャリアに役立つ」と回答

学外研鑽プラス制度を利用して、留学、共同研究、インターンシップ等に挑戦した支援学生の多くが、 その経験を「将来のキャリアに役立つ」と高く評価しています。

「学外研鑽プラス成果報告」(2025年7月1日現在)より

学外研鑽プラスを通じて、学外で新たな知見やネットワークを築いた学生たちの成果報告の一部をご紹介します。

約半年間の予定でスイス屈指の大学でRF回路設計の最先端研究に従事し、技術知識、問題解決能力を向上させ、研究への姿勢を新たにしています。多国籍の仲間との英語での議論を通じ、技術的コミュニケーション能力に加え、新たな視点や柔軟な発想の重要性を習得したことは、将来の国際的な研究・協働の大きな財産となると感じています。渡航当初は住居やビザ取得など生活面での課題に直面しましたが、主体的に解決することで、海外で自立し問題に対応する力が身につき、精神的な成長が促されました。学外研鑽で得られた貴重な時間は、今後の人生とキャリアのかけがえのない資産となると確信しています。(工学院Yさん)

ドイツ有数の大学に留学中、亜鉛空気電池の組み立てと試験に携わり、実践的な経験を積み、試験条件の設定や性能評価なども行いました。研究成果については指導教授の先生方に発表し、貴重なご意見をいただくこともできました。研究活動以外では、研究室のイベントに積極的に参加し、国際的なコミュニケーション能力と協調性を大きく向上させることができました。2025年10月に当研究室を訪問するドイツからの留学生をサポートできることを楽しみにしています。(物質理工学院Vさん)

今回の英国とオランダでの学外研鑽は、私の研究を大きく進展させ、ネットワークを広げる上で大きく貢献しました。英国では、名門大学二校で研究を深め、著名な教授から自身の研究について直接フィードバックを得て、実践的な助言や将来の発展に関する洞察を得ることができました。また、新たに面識を得た学生たちとは活発な議論を交わし、共同研究の可能性を探ることができました。オランダで受講したデザインサイエンスの集中講義では、事前の学習を基に、研究課題の設定や理論化の手法といった実践的な知識とノウハウを習得すると共に、ネットワークも構築することができました。総じて、この学外研鑽は、私の研究を向上させるための極めて実り多い機会となりました。(環境・社会理工学院Iさん)

上記でご紹介した成果報告のほかにも、学外研鑽プラス制度を利用して学外研鑽を実施した支援学生の体験談をTOPICSに掲載しています。ぜひ、学外研鑽検討の参考としてご覧ください。